西安の町は上海と並んでいろいろな旅の中継点である。
実は今、(2,005年3月)6年前に行ったシルクロード浪漫と表題の付いた近畿日本ツーリストのツアーのホームページをリニューアル中である。
この旅の前にも一度、西安を訪れたことがある。
いわゆる西安の観光はその時殆んど済ませてあった。
その後は皆個人旅行だったので、行きたいところだけ出かけた。
このときはツアーの皆さんとは別に、鹿児島で知り合いの留学生・陳さんのご両親と行動を共にした。
それでも夕食の徳発長の名物ギョーザ料理は顔を合わせた。
われわれの夕食分もツアーに含まれていたので、ちょっとだけ、「シマッタ」と思ったけど。
西安の街は広い。鐘楼(チョンロウ)を中心に東西3.8km、南北2.8km、一周約14km。旧市街なら、たいがい歩いて回れる。しかも、タクシーが中国一安い。余りいい車ではないが、安くて安全、たいていの所なら5元から10元の範囲でOKだ。
繁華街で一番賑やかなのは駅から南下する解放路と鐘楼を中心に東門へ抜ける東大街、南にむけての南大街も大きなデパートやショッピング街が連なるオシャレな通りだ。
キャッスルホテル(全日空系)に泊まると、南門城外の超広い公園広場から南門をくぐると、なかなか車が多くて渡りにくいロータリーがある。右に向かうと古文化街がある。なかなか面白いところだ。
確か、この時は皇城飯店(日航系統)だったと思う。
筆、印鑑、数珠、掛け軸骨とう品と古い時代の品が軒を連ねている。どんどん小道を歩いていくと、中国最古の博物館、碑林(ペイリン)博物館にでる。陝西歴史博物館はよくツアーコースに入っているが碑林は入ってない場合が多いらしい。
もともと孔子廟だったところで、漢代から清代までの3000あまりの石碑が保存されており、拓本の販売もある。
とても美しく静かな庭園博物館で、どちらかといえば、こじんまりした感じだけど、きっと又来たくなる場所(僕自身の好みかもしれないけど)だ。
横にある孔子の廟?は撮影禁止になっている。(知らずに写して怒られた)ご注意!
鐘楼の鐘を突いて見たい。・・・2年前の願いを果すべく、陳さんご両親に案内されて、鐘楼へ急いだ。
歩道から地下道をくぐっていくと切符売り場がある。今回は陳夫妻に奢られっ放しで申し訳ない。入場料金は分からなかった。
丁度時間がよかったのか古典音楽のライブ5人で演奏を見学できた。
東西南北の各門をバックに記念写真やムービーを回した。そして、一人一人想いを込めて鐘を突いた。西安の街に鳴り響いたことだろう。いい気持ちだった。
写真は全てサムネイルです。お好きなのはクリックしてみてください。2枚目と3枚目は、香茶を買いに陳ご夫妻に連れて行ってもらった店で、店の小姐に一服また一服と・・計10回ぐらいの試飲を楽しみました。
2年前は日本と同じかかとの高い底上げシューズでしたが、今はみなローシューズです。4番目は、東大街の路上スナップです。この日は、この路を4,5回往復しました。この付近から右へ、夕方になるとスケールの大きい、長い屋台街になります。
掛け軸、印鑑、鳥かご、印肉、筆・・・みやげ物をご夫妻に選んでもらう。半日かかりいました。主に・古文化街で買いました。
すべてが極安・それはもうビックリねだんです。ちなみに、掛け軸、高いので1000円、文字だけだと800円ぐらい、友誼商店だと、おそらく、1万から2万だろうか? 筆も印も右に倣えでした。