令和3年7月 大石慶二

八期会のメル友のみなさん!こんにちは!

東京オリンピックも愈々陸上も始まりました。連日の金メダルラッシュで愉しいものですね。

おかげで楽しみにしていたMLB大リーグの大谷武蔵の活躍がオールスター戦を最後にプッツンになってしまいましたね。

八期歴史通信という仮の名前で50回(4年間)送信してきましたが今回3度目の名称変更を気まぐれでしました。

LINE仲間が増えましたのでちょっと面倒な操作なのですが、それらも加えて作ってみました。

巻頭に、一人ずつ、メッセージ(思ったこと)載せたいと思います。その節はどうぞご協力ください。

●添付の関係で今回、『八期オンライン通信』はPDFでの配信にしました。

おもちにパソコンにPDFをダウンロードしていなくて開けない方は返信ください。ワードバージョンを送ります。

あるいはご自分でグーグルからダウンロード(無料です)してください。

23日(東京オリンピック開会式の日)幸い薄日のハイキングには格好の日和でした。

中国人の友人がお茶の栽培に興味があるというので花ノ木農場を訪ねついでにまだ行っていなかった景勝地『雄川の滝』を目指しました。

以下の文は、ぼくが中国人の二人に書いて送った文章です。本人たちへの詳しいアドバイス話は削除してありますが心情はそのままです。

・・・・・以下。

中国にも『ジャルダンの大地』はあります。          大石けいじ

雲南のチベットに近いところにある香格里拉(シャングリラ)がそうです。でも、そこは名前通り景勝地としての桃源郷です。

一方、中村さんの経営する『花ノ木ファーム』は社会的弱者が共同で経営する農福桃源郷です。 

未だノウフク【農福】と言う言葉もなかった頃からコツコツと頑張ってきて50年、今やっと名実ともに『日本でいちばん大切にしたい企業』(2015年)に国から選ばれました。

知的障害者に対する接し方は近親者は別としてほんとうに難しいです。ぼくは現役時代に天文館地区商店街で9つのアーケード街で統一したイベント『バリアフリー天文館』を主宰したメンバーです。

県下にある18事業所の知的障碍者を天文館に1日招待して街中を自由に散策してもらうイベントを10年ほど続けましたがそれでも彼らに健常者と全く同じ気持ちで接しられたかというとううん!と詰まるところがありました。

中国にも20回近く個人か少数(中国人仲間と)で訪れ、街の裏通りからいろんな場所を訪ねましたがやはり気になつたのは街中の障碍者の多さと、健常者たちの彼らに対する接し方でした。

多くの善良な知人たちから多く聞かされた言葉は「かれらは金持ちデス!」と言う言葉でした。「弱者にやさしく」はほんとうに言うは優し、行うは難し・・・です。

今世界でいちばん躍進を続ける中国もし欠けている(遅れている)ものの1つに福祉があるのではと思います。

福祉と言っても福利厚生などの保険制度ではなく、生まれつきの知的弱者(障碍者)に対する福利(福祉)のことです。昨年、中村隆重は80をけじめに、息子さん達に事業を任せ引退しました。 

あの頑張り屋が田舎の家に引っ込んでおまけに農福連携のパイオニアとしての仕事以外何の趣味もなかったのでもしかしたら気が抜けて・・・とあらぬ心配をしていましたが、先日、康上先生の横で突然、会社の事業の話ではなく、企業としての存続のノウハウについて語りだしたのにはびっくりしました。

初対面の、しかも外国の方なのに、とちょっと気になりましたが、彼はあとで康上先生や袁くんのことを「大石くん、実は中国人だけは気を許すといけない」と言われていたけど、私は認識を改めることにした。と電話で語りました。

彼は、あと5年は長生きして会社の返済のやりくり(からくり?)を済ませてからあの世に行きたい。と語つていました。

2021,7,27(火)