令和6年7月 大石慶二

『八期オンライン日記2024年7月号』をお届けします。

昨夜は親しかった友人(中町通りの隣人)との別れの席(通夜)で通りの仲間たちと昔を語り合ったりした直後のキーボード前だったので、亡くなった友の顔ばかりが浮かんで編集後記の文が浮かんでこなかった。尻切れトンボの編集後記になった。

今月も巻頭から1組の谷川二郎さんの訃報に始まり、親しかった『中町通り』の友の別れで終わった。

少し前に、八期LINEの名コメンテーターの本田哲郎さん、八期旅の常連・稲森俊英さんと昨日の友との別れが続く。

2014年、今から10年前に刊行した玉龍卒55周年記念の冊子に文章を書いて戴いた谷川二郎さんの原稿を今月号の『オンライン日記』に再現させてもらった。当時、編集を任されていたので校正などの為、幸いに本人と、何度か電話やメールで往来した記憶がある。今回、3頁カット無しで掲載することにした。

このすばらしい文章の他にもさらに1,2ページは増やしてあげたいと思うほど彼の当時(74歳)の活動は充実していた。

崎元雄厚氏ともう一人故・中間一範氏の原稿減らしには苦労した思い出がある。

『私の賞味期限』結に書いてある五木寛之氏の提案「一日に一回よろこぼう!」は今こそ実行したい教訓ではないだろうか。

五木さんの喜びの内容は、決して大きな喜びだけではなく、実は他愛のないもの、・・・・・・ボールペンの書き心地が良いとか、新幹線の窓から富士山が真正面に見えたとか・・・・・・

「喜びたい心の触手を大きく広げて待ち構えている」と、いろんな喜びが自ずからやってくると五木さんは説いている。

私たちの消費期限を延ばすため、喜びという人生の甘味料は命の存続に欠かせないものです。

八期のみなさん、皆さんの消費期限が伸びれば、会自身の賞味期限が伸びることになります。 

八期のみなさん頑張りましょう!   ・・・・・・と、終わっています。

あれからちょうど10年・・・・・・卒後65周年記念に本箱から『記念誌』 探し出して、稲森俊英さんや曾根量幸さんの原稿を読んでみて、初盆を偲んでください。

2024/7/31  大石ケイジ