昆明

昆明の街の風景

街の雰囲気、スケールは博多と言った感じ、とても綺麗な街である。中国特有の雰囲気が感じられない街である。舗道が実に良く整備されてる感じ、交通ルールも良く、信号でしっかり人が待っている、そんな当たり前の我々の感覚がそのまま通用している。

東風東路から東風西路の約5キロ四方の街なので徒歩とタクシーで回れる。

ホテルの外にあるテラスでコーヒーを飲んでいる僕ら。

昆明は年平均気温が15度と言う穏やかな気候に恵まれ、年間を通して花と緑が絶えないため「花の都」とも言われている。

昆明には今でも20以上もの少数民族が暮らしている。

14世紀ごろの元の時代に省都を大理から移って以来、雲南省の中心地として栄えている。

西南地方とも雲南とも又その昔紀元230年頃は蜀の国、あの劉備と諸葛孔明の地であった。

そのあたりをひとまず旅してきた。記憶に留めておく程度の旅といえる。

何時の日か、それほど遠くない頃必ず訪れるつもりである。そのときは、文の内容も、きっと変わっていることと思う。

固有名詞がいっぱい出てきてることと思う。物語が生まれ、路地裏の人々との会話が増えることを期待している。願わくば、可愛い小姐(シヤゥジョ)の友達でも出来て、もしかしたら、友達以上の関係になっていたり・・・・
そんな夢を見ながら僕の雲南の春は終わる。

2002年1月23日  おおいしけいじ